「銀杏のまな板」「山椒のすりこ木」

 銀杏(いちょう)はほかの木に比べ弾力性があり、軽く適度な油分を含むため、水はけが良く乾きが早いなど扱いやすいのが魅力です。その刃あたりの良さから古くから板前さんなどに愛用されてきました。木の香りも他のものと比べ少なく食材の風味を損なうことはありません。

 私たちの作る「銀杏のまな板」は由布市の銀杏を伐り出し乾燥させ加工したものです。一枚として同じものはなくなるべく端材を出さないよう、サイズもすべて違います。厚さは30mmあるため反りかえらず、汚れや傷が気になる場合は、鉋(かんな)かけを無料で行っております。(ご購入いただいたまな板以外は、有料になります。ご持参いただける方のみ)

 

 山椒の木は成長がほかの木に比べて遅く、そのため幹は非常に硬く摩耗に強いのですりこ木として古くから利用されてきました。また山椒のすりこ木ですった食材は胃腸機能と高解毒作用があるといわれています。

 

 

 便利なものがたくさんある現代ですが、昔から作られて使われてきた道具は私たちの暮らしを丁寧に豊かにしてくれます。そして使い古されて使えなくなったときは自然に帰すことができます。

 「銀杏のまな板」「山椒のすりこ木」は角田建設でも販売いたしておりますが、別府市にある雑貨店「Poche」でも販売いたしております。また由布市の地域のイベントやおまつりにも出品しておりますのでご興味のある方はお立ち寄りください。