東側にデッキを設け光と風を取り込む設計になっています。
おおきな吹き抜けにも明かり窓とジャロジーを設置して効率よい彩風を実現しています。
全体的に杉材を使用し、木本来の色とつやがあります。木の節や模様も年数を重ねていくうちに味わい深いものになっていくでしょう。
手すりや丁寧に面(木の角)をとった梁などもこの家の雰囲気に合わせて加工しました。大工と職人のきめ細かい手作業が木のぬくもりと美しさを表現してくれています。
吹き抜けの奥に続くキッチンはアイランドキッチンになっており、家族がどこからでも立てるようになっています。キッチン前には土間を作り机と棚を作り付けています。
ペンダントランプとダウンライトの組み合わせで雰囲気に合わせて明るさを調整できます。天井もクロスではなく木材を使用しています。
吹き抜けすぐ横にある畳の間は正方形の琉球畳を使用しています。和風らしさと吹き抜けの続きとしても利用できる空間は、リビングとはまた違った憩いの場になることでしょう。和紙で作られたシンプルなデザインの照明と杉の一枚板で製作した座卓が落ち着いた雰囲気にしてくれます。